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2015年3月23日月曜日

歴史の香り 中之島公会堂

春分の日の翌日
とても 暖かで風も穏やかな日

茶芸師仲間のEさん主催のお茶会が
中之島 公会堂の
二階 第8会議室でありました。

私と 娘のサーヤもお手伝いで参加させてもらいました。

今回 Eさんのご好意で サーヤもお客様の前で ジャスミン茶を入れる機会を作ってくださり なんと 茶芸師デビュー!

ドキドキしながらも
楽しい一日でした。

公会堂の中は入ると ひんやり シーンとしていて
なんとなく 壁の匂いが 深い森に入り込んだように軽く湿度をおびていて

長い年月をへて育った植物が発している何か感じるようなものでした。

そこに 華やかな茶の香り

どちらも 生きている何かが混じりあって
私たちを包みこむようでした。

とっても 落ち着けて
お客様も 楽しげな話の合間に
ふっと 椅子の背もたれに身を預けて
和んでくださってるなぁーという感じが
印象的でした。

茶を飲む場というものが
とても 大切だなぁー思えた日でした。

2015年3月15日日曜日

漢方茶講座に参加しました

以前から参加してみたいと思っていた漢方茶の講座を受けに北堀江にある花凜堂さんhttp://karin-dou.com/   へ行ってきました。
最初に体質アンケートの質問に答えるのですが、自分の体質を知るキーワードは空欄になったシートで 一旦それは
脇においておきます。
講座が始まると東洋医学の基礎を気血水の話から 丁寧にレクチャーしてくださり
1つのテーマが終わるごとに
最初のアンケートシートのキーワードが埋められていく。
段々と自分の体質が明らかになっていくという楽しいものでした。

そして体質が確定したところで1人ずつ5種のベース茶から一種 10種以上の漢方素材より3種選びブレンド茶をつくりました。
講師の堀山先生の落ち着いた声と
東洋医学とは バランス医学ですと
おっしゃったのが とても心に残りました。
そうだなー。
バランスが大事。
良いもの食べれば食べるほど元気になるわけでもないし、
運動してるから体力万全だとはかぎらないし
絶対これがいいなんていう
食べ物も 運動も  健康法もなく
日々 環境が変われば 身体も変化する。
いつも
ちょうど良いところを
探して 近づけていくのが
養生なんだなーと再確認しました。

2015年3月9日月曜日

今月の中国茶研究会

 とても久しぶりのまとめになってしまいました。
毎回、楽しく飲んでしゃべってで終わりになっていた研究会。
記録に残さないと 飲んだ記憶がすっかりなくなってしまうようで、やっぱり書きとめておかないとと
思いました。
最近、なんでもです。
とてもよかった記憶も 何が良かったのか どのような感覚だったのか後から全然思い出せない。
映画 音楽 本 テレビドラマ、、、、。
 
後で あれよかったんだーと 人に伝えたいのに 全然説明できない。
これが 老化ってものなのかな~と うっすら認識しはじめています。
 
 
今月は 緑茶、烏龍茶(濃香・清香・炭香) 紅茶でした。
 
 
 
 
翠峰高山茶<冬片>は台湾の茶で、最高級なものだそうです。

そのわけは 冬至前後から大寒に摘茶された茶葉を冬片と
呼ばれるそうで、毎年必ず作られるわけではなく、天候に恵まれ、茶葉が休眠しない年だけ作られるという貴重なものなのだそうです。
 
味はとても甘味を感じ まろやかで
高山茶の青い強さは全然感じられず やさしい印象でした。雪の下で力強く育った人参のように
ぎゅっと栄養分を中へ中へと蓄えているような甘味が印象に残りました。 

 
阿里山紅茶も台湾の茶で、通常は烏龍茶に加工して飲まれることがほとんどですが
紅茶になったものは今回初めていただきました。
烏龍茶の場合 高山茶の特徴の味、香りともにしっかりとした青さを強く感じる
私の中では 男性的なお茶というイメージがありますが
今回の紅茶は
とてもあっさりと 口に含んだとき軽さを感じました。
 
かりんとうや マカロンみたいな淡い甘さの茶菓子と相性がよいような気がします。
 
前に 日本の緑茶(佐賀県 嬉野茶)を紅茶に加工したものを飲んだことがありますが
その時も とてもすっきりあっさりした風味のお茶で それを思いだしました。
 
この嬉野茶も 緑茶で飲むと とても味がしっかりしていて青く重い印象なのですが
やはり紅茶にすると角がまったくとれていくのが
ここまで変化するのがすごいなーと思っていました。
 
来週は久々に研究会の月組メンバーとのお茶会開催です。
うちのサーヤも ジュニア茶芸師デビューさせていただくことになり
楽しみです。 本番まで 特訓です。
 
また報告させていただきま~す。