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2013年2月9日土曜日

中国茶研究会

今回もたくさん飲みました。

雲南緑茶

プーアル茶で有名な産地ですが、
緑茶も香りがよく立つおいしいお茶でした。
お手頃な価格で質がいいということで、人気が上がっているそうです。

金観音は黄金桂と鉄観音との交種です。
少し濃くしっかりした味です。
産地は浙江省で2006年ごろから出回るようになったそうです。

今回、難しかったのは
単叢系のお茶。

単叢茶 は、1つの株ごとに茶葉を摘み取り製造、他の株の葉がまじらないというのが、一般的に知られる特徴ですが、実は1990年ごろから 1つの株から接ぎ木、挿し木を繰り返して、同じ種の株を増やしてまとめて摘み取り、製造するという方法に変わっているそうです。
そうすることで、生産量も増え安定しています。

この単叢、とっても煎れるのが難しい。
八仙単叢を私が煎れましたが、
なんか後味に渋みと、残り香がなんとなくスモーキー。
こんな感じのお茶なのかなぁ?結構くせあるなぁと思いましたが、
みんな初体験の茶だったので、誰も正解の味がわからない。

後で王先生に、渋いですか?って聞いてみたら
全然渋くないですよ。
それは煎れ方がちょっとマズかったようですね。
私がもう一度煎れてみましょう。
と言ってくださり、
飲みくらべてみたら、、、
全然渋くない。
柔らかい甘みも感じられて、あぁ私の失敗だったんだぁと痛感。

煎れ方で こんなにも味が違ってくるのかと、ショッキングでした。

うまくいかなかった原因は
湯の温度と抽出時間。

湯は90℃ぐらいにさげて、注ぐときも茶葉に湯を直接あてないようにする。
一煎目は短めに抽出。
この二点の頃合いがとっても難しい。

先生も「いいお茶はどんな風に煎れても美味しいっていうけど、やはり煎れ方で味も香りもすごく変わりますよ。」と、おっしゃってました。

今回はほんとうにそれを実感した研究会でした。

またまた精進していきます。(*^^*)

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